和食という無形文化が楽しめるもっとも気軽な飲食店
和食がユネスコ無形文化遺産に登録されてからというもの、世界中で和食が大人気です。
かつてはジャパニーズ・ライスワインと呼ばれて紹介されていた日本酒は、確かに米を原料として発酵させて作ったという手法がワインと同じであることから、このように訳すしか外国人に説明できなかったでしょう。
とはいえ、日本酒とワインは似て非なるものですので、日本人にとっては違和感満載だったと考えられます。
それが、今や世界中で日本酒がSAKEで通用するようになったのですから、日本のコミックがMANGAと呼ばれ、世界中で通用しているのと似た現象と言えそうです。
そんな世界で和食が注目される一方で、日本の食卓は完全に欧米化に傾いてしまっていることを思うと、居酒屋こそが日本の和食を心ゆくまで堪能できる、さまざまな料理が食べられる飲食店だと思えてきます。
外国人目線で居酒屋利用をしてみるのもいいかも
なぜ、海外の人たちは和食をこれほどまでに好むようになったのでしょうか。
それは、海外で当たり前だった高カロリーフードが健康に著しい害を及ぼすことや、メタボな人は会社において出世できなかったり、ひどい時には雇用を継続してもらえないといった深刻な事情があることが大きな要因だったのでしょう。
そこで、低カロリーであり、野菜をふんだんに使い、タンパク質として牛肉や豚肉、鶏肉など肉類も食べられる日本食は、超がつくほど太っている人が多い海外からは、ダイエット食として注目を集めたのです。
ダイエットはいつの時代も女性にとって飽くなきチャレンジですし、昨今は男性にも取り組む人が増えています。
外国人目線で居酒屋を見てみると、確かにメニューのチョイス次第では、非常にヘルシーな飲食店になります。
ダイエットと健康の観点から居酒屋を見ると
和食の良さが堪能できる居酒屋を選び、低カロリーの小鉢料理などをメインに、野菜の和え物やサラダなど、自分で作るのは面倒という野菜料理を選んで食べることで、料理から得るカロリーを大幅に減らすことが可能です。
ただ、ビールや日本酒をぐびぐびというのでは、食欲増進につながり、ついつい唐揚げなどの脂もの料理が食べたくなります。
とはいえ、居酒屋の唐揚げは外せない鉄板メニューですので、そんなときはお酒そのものに糖分とカロリーが全くない、ウイスキーを使って作ったハイボールで楽しむのがオススメと言えそうです。